2016年1月19日火曜日

手応えあった戦争法廃止署名

 地域の「9条の会」の戦争法廃止・2千万人署名行動に参加しました。
 寒風のなか、私鉄駅頭での行動には10数人が参加(写真)。私も10人の方から署名に応じてもらいました。特徴が3つあります。
 
 1つは、10人の半数が高校生だったこと。自衛隊の応募者が減っている現在、徴兵制の危険さえあるとの指摘に、18歳の男子高校生は「エー、絶対イヤダよ」。戦争法廃止の訴えが、若い世代には「固くて遠い話」ではないことが示されています。
 
 2つめは、自分の子どもや孫の将来に触れながら、署名をする女性が少なくなかったことです。「だれの子どももころさせない」との訴えの重要性を改めて感じます。
 
 3つめは、すぐ署名してくれる人が身近にいるということ。ある女性は、昨年の国会前での戦争法案反対集会に参加したことにふれつつ、署名がまだだったと語りました。
 これからも仲間といっしょに、戦争法廃止署名の推進に力をつくしたいと思います。

2016年1月17日日曜日

高齢者の「見まもり」 若い世代も賛成

 自治会の班長会議があり、地域のコミュニティセンターに約50人が集まりました。自治会の世帯数は約700世帯。最近はアパートや個人住宅の建設ととともに若い世代も増え、若い班長が少なくありません。

 議題の一つは、高齢者世帯を対象に、「見まもり」の仕組みを自治会として構築すること。事前のアンケートではこの種の取り組みに70代で96%、80代で100%の方が賛成しました。高齢者の「地域で人びとのサポートを受けながら暮らしたい」との願いは切実です。
 討論の結果、「見まもり」を希望する世帯に対し、意向調査も再度行い、近隣者・ボランティアによる支援の仕組みづくりを進めるとの案が採択され、総会に提案することになりました。

民主主義が草の根から熟す方向
 昨今はとかく「自助・自立」を耳にします。しかし、65歳以上の高齢者が65歳以上を介護する「老々介護」の世帯の割合は、51・2%(厚労省調査)と過去最高です。低年金や高すぎる国民健康保険などを背景に、生活に困窮する高齢者も増えています。行政や政治の責任はきわめて重大です。
 併せて、地域に「見まもり」などの取り組みが存在するならば、高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることの一助になるはずです。今回、同取り組みには若い世代の班長も賛成しました。「共助・共生」という民主主義が草の根から熟す方向に、温かさを覚えます。私もできることから参加したいと思います。(写真=わが街でも最近は夜明けが少しずつ早くなっています)

2016年1月1日金曜日

茅ヶ崎 初春の海岸で

 新しい年を迎えました。朝、神奈川県茅ヶ崎市の海岸(サザンビーチ=写真)に昨年の元日に続いて出かけました。
 ザザァと波の音が静かに響き、烏帽子(えぼし)岩周辺の海面はキラキラ輝いています。晴天の澄んだ青空の先には、冠雪した富士山の鮮やかな姿も眺望できます。
 
 砂浜では、揚がった凧(たこ)を見上げてヨチヨチ歩く幼児、キャッチボールを始める親子、富士山を背景に写真を撮り合う若い人など、くつろぐ姿が次々目に飛び込んできます。

 砂の上にシートを敷き、腰を下ろしました。コーヒーを飲みながらカツサンドをほおばり、「手作りはうまい!」と自画自賛。
  食後は昨日買ったばかりのサッカーボールで砂の上をドリブルしたり、キックを蹴ったり。上達する楽しさが体を包みます。
 なんと穏やかな時間でしょうか。日常の平和そのものです。

 昨日、「朝日」投書欄で高校生が、世界には「戦中」の国もあるのに、日本には一年一年数えることができる「戦後」があると、平和の大切さを記していました。
 かみしめたい日常の平和。もちろん憲法や国民の運動で守られ、育まれています。ことしも、海外派兵を可能とする安全保障関連法(戦争法)の廃止をはじめ、平和への取り組みをしっかり進めていきます。