2016年2月28日日曜日

春を告げるふきのとう

 近所の農家の直売所から、小ぶりのふきのとうを買ってきました。
 春を告げる山菜です。日本が原産で、全国の山野に自生。このあと花が咲き、地下茎からふき(葉)が出てくるといいます。
 早速、てんぷらに。独特の芳香とさわやかな苦味を堪能できました。

2016年2月20日土曜日

暮らし直撃の戦争法  国民に寄り添う政治こそ

 2月19日、地域の9条の会が行った駅頭宣伝での訴えを紹介します。

 ご通行中のみなさん、私たちは9条の会です。
 きょう国会では、野党5党が安全保障関連法、すなわち戦争法を廃止する法案を共同で提出しました。私たちもきょうここで、戦争法を廃止する署名をお願いしています。どうか足を止めて、ご協力ください。

 さて、戦争法は、日本が攻撃を受けていないのに、他国の戦争に参加するという法律です。自衛隊の武器使用も拡大され、早速、安倍首相は南スーダンでの自衛隊の任務拡大に言及しています。
 これは、国民の生死に直結する、また武力行使を禁止した憲法の改定に匹敵する、政治の大転換です。絶対に許せません。

 加えてきょう、とくに訴えたいのは、戦争法と私たちの暮らしが密接不可分の関係にあるということです。
 いま国会では来年度の予算案が審議されています。このなかで防衛費=軍事費は初めて5兆円を超えました。戦争法の施行に向けて、自衛隊の活動を拡大する予算が具体化されている。つまり高額な米国製の兵器である新型輸送機オスプレイはじめ、戦闘機や無人機などを次々に購入する計画です。

 こうした軍事費の拡大は、国民向けの予算を直撃しています。教育や中小企業、地方財政などの予算は前年度比マイナスです。国民の「トラの子」である年金も、物価が上昇しているのにもかかわらず、改定率はゼロ。実質削減です。
 それでなくても日本はすでに「貧困大国」です。子どもの貧困率は6人に1人です。お腹をすかせた子どもがティッシュペーパーを口にし、「甘いのもあるんだよ」とつぶやく。心が痛む出来事です。
 国民に寄り添う政治こそ、いま緊急にも求められているのではないでしょうか。

 ご通行中のみなさん、いま時代の流れが大きく動いています。
 昨年、国会周辺には大勢の市民がつめかけました。雨が降っても、夜が更けても、「戦争法案反対」「民主主義ってなんだ」「これだ」の声が響き渡りました。主権者の運動で政治を変えるという画期的で、心強い流れが生まれています。
 今回の署名運動はこの流れをいっそう前に進めるものです。目標は2000万。やり遂げると、国政選挙での自民党の票を上回ります。
 どうかみなさん、「生きることが楽しい」と思える社会を、戦争法廃止署名運動で、ごいっしょにきり開こうではありませんか。ご清聴ありがとうございました。

2016年2月14日日曜日

ひとあし早い春の訪れ

 気温が平年を大きく上回った13日、近所の祠(ほこら)のそばで梅が咲き進んでいました(写真)。
 葉に先立って花が咲く梅。かわいい白い五枚の花からはほんのりと香りも。ひとあし早い春の訪れです。

2016年2月7日日曜日

甘利元大臣 地元で説明会を

 神奈川県大和市の広報1月1日号に甘利明・経済再生相(当時)が登場しています。市長との健康談義で、朝や昼は節食し、「夜は好き勝手に食べる」と豪語しているのです。
  なるほどなあと思いました。同氏は飲み食いに多額のお金を支出することで知られています。

 例えば、氏の資金管理団体「甘山会」は2014年、約170回、計750万円を飲食費に使用。ほぼ2日に1回、ワイン居酒屋やすし屋、うなぎ屋などで平均4万4千円を使ってグルメを堪能しています。あまりにも庶民の食生活からかけ離れた「好き勝手」ぶりというものでしょう。
 
 甘利氏の飲み食いの原資の一つは、今回の口利き・金銭授受疑惑で浮き彫りになった通り、企業献金です。飲み食いを重ねつつ、カネで政治をゆがめる金権・腐敗政治など、断じて許されないことです。

 氏の選挙区にはいまなお大臣の肩書付きの大型ポスターが張り巡らされています(写真)。せめて肩書に元をつけるかシールで覆うべきですが、「復活狙い」だとすると、有権者をあまりにもなめた政治活動です。
 ポスターの下部には小さな字で、ことし9月6日、国政報告会を大和市の甘利事務所前で開くと記されています。9月はまだ7カ月も先です。氏は有権者への責任を果たす意味でも、1日も早く地元事務所前で、疑惑に対する説明会を開くべきではありませんか。

2016年2月6日土曜日

図書館運動 地域の協力を得てスタート

昨日、市民交流センターで、図書館学習会の案内ビラを印刷しました。
学習会のタイトルは、「図書館って楽しいよ――図書館を生活の中に」。講師は、神奈川県座間市立図書館主幹の葉山敦美さんです。

ビラはIさんの労作。風邪をひいているなか、一気に原案を仕上げました。
原案には仲間が意見を出し合いました。「内容にふれた文章が固い感じ」とのMさんの意見を受けて、「全世代」は「みんな」に。「会場の最寄り駅名には鉄道会社名も」とのKさんの意見もありました。それぞれの熱意が表れています。

印刷終了後、市民交流センターに、館内の情報コーナーへのビラ掲示を依頼すると、即座に了解されました。
続いてビラを会員の自宅に届ける作業に。それぞれが100枚、200枚と、自宅周辺に配布します。
途中、コミュニティセンターと喫茶店(二店)に立ち寄り、掲示板へのビラの張り出しを依頼。ここでも、「どうぞ、どうぞ。いいですよ」(喫茶店店長)と、二つ返事でした。

宣伝活動の“快挙”に、「学習会のタイトルや講師がよかった」「主催する会の名前(図書館と市民を結ぶ会)も前向きだ」と、いっしょに回ったIさんとの会話が盛り上がりました。
赤ちゃんもお年寄りも、みんなが楽しめる市立図書館に。こんな願いを込めた新たな市民運動が地域の協力を得て、いよいよスタートしました。(写真=地域の公園で)